落雷でIHが故障、交換後の調査で複数箇所の漏電が判明

2026年8月 施工 / 千葉県市原市 / 監修: LIGHT UP(ライトアップ)代表

千葉県市原市の個人宅で行った漏電調査の事例です。落雷でIHクッキングヒーターが故障したため交換を行い、その後「念のため」として実施した漏電調査で、建物内の複数箇所に漏電が見つかりました。落雷が原因のものと、落雷とは関係なく以前から進行していたものの両方が確認された事例です。なお、お客様のプライバシーに配慮し、お住まいが特定される情報は掲載しておりません。

工事概要

施工時期 2026年8月
エリア 千葉県市原市
建物 個人宅
きっかけ 落雷によるIHクッキングヒーターの故障
作業内容 IHクッキングヒーター交換 / 漏電調査(分電盤点検・回路の切り分け・絶縁抵抗測定)

調査のきっかけ|落雷でIHクッキングヒーターが故障

ご相談のきっかけは、落雷によってIHクッキングヒーターが使えなくなったことでした。まずは故障したIHクッキングヒーターの交換を行いましたが、落雷の影響は直接壊れた機器だけにとどまらないことがあります。そこで、他の設備にも影響が出ていないかを確認するため、念のため建物全体の漏電調査を実施することにしました。

分電盤の確認と、回路の切り分け

漏電調査はまず分電盤の確認から始めます。漏電ブレーカーや子ブレーカーの状態、盤内の焼け・変色、端子のゆるみといった異常がないかを点検しました。

続いて子ブレーカーをいったんすべて切り、1回路ずつ入れ直していきます。住宅では照明・コンセント・エアコン・給湯器などが回路ごとに分かれているため、この作業でどの回路に原因があるのかを絞り込むことができます。

絶縁抵抗測定で、数値として確認する

回路を絞り込んだ後は、絶縁抵抗計(メガー)を使って電線の絶縁状態を数値で測定します。絶縁が正常な回路では十分に高い抵抗値を示しますが、劣化している回路では数値が大きく下がります。今回の調査でも、正常な数値を示す回路と、明らかに低い数値が出る回路がはっきりと分かれました。目視だけでは判断できない劣化を数値で確認できるため、原因箇所を特定するうえで欠かせない作業です。

調査の結果

測定と現場の確認を進めた結果、漏電は次のように切り分けられました。

エアコン本体 漏電を確認。落雷の影響によるものと判断しました。
門扉の照明 漏電を確認。こちらは落雷とは関係なく、経年劣化によるものでした。
エアコン用コンセント 異常なし。漏電していたのはエアコン本体側でした。
屋内のコンセント 異常なし。

落雷の影響を受けていたのはエアコン本体で、同じエアコンでもコンセント側には異常がありませんでした。一方で門扉の照明は、落雷とは無関係に以前から絶縁の劣化が進んでいたものです。今回の調査をしていなければ、どちらも気づかれないまま使われ続けていた可能性があります。

現場写真

分電盤の点検から絶縁抵抗測定、エアコンや門扉の照明まわりの確認まで、実際の調査時の写真です。

落雷のあとは、壊れた機器以外もご確認を

落雷による被害は、目に見えて故障した機器だけとは限りません。今回のように、IHクッキングヒーターの故障をきっかけに調べてみると、別の設備にも影響が及んでいたというケースがあります。さらに今回は、落雷とは無関係に経年劣化で漏電していた箇所まで見つかりました。

漏電は放置すると、感電や火災につながるおそれがあります。落雷のあとに家電の調子がおかしい、ブレーカーが落ちる、電化製品に触れるとピリッとするといった症状があれば、早めにご相談ください。LIGHTUPは市川市・船橋市を中心に、市原市など千葉県内の各エリアで漏電調査に対応しております。

関連ページ

お問い合わせはこちら

施工実績一覧へ戻る